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月齢

女性向けブログ。ネタ語りや小説など。ルーク至上主義。

2025.04.21
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2009.08.03
「灰の騎士団」番外編

バラガス・カーンとペールの話になります。
ペールがファブレ邸で思ってきたこと。
ガイに対しての感情。
そして、バラガスの親友への思い。
ペールに厳しめとなっています。若干、ティアとガイにも厳しめ。

注!ペール厳しめ





(今日も帰っていらっしゃらなかったか)
日が暮れ始めた夕刻時、ファブレ邸の玄関ホールで『宝剣ガルディオス』を見つめていたペールは、ゆるりと首を振った。今日もガイからの知らせはない。
今はどこにいらっしゃるのか、と老人は不安げな視線を扉に向ける。白光騎士の一人がペールに気づき、訝しげに首を傾いだ。
ガシャリと騎士の鎧が音を立て、ペールは我に返ると、白光騎士に頭を下げ、玄関ホールをそそくさと後にした。

(連絡もないまま、とは)
まさか何かあったのだろうか。不安に駆られる。焦燥に駆られる。
あの方に何かあったら、ガルディオスの血は絶えてしまう。ファブレに、キムラスカに復讐するために掲げる旗を失うことになる。
ガイ・セシル──ガイラルディア・ガラン・ガルディオスは、ペールにとって、かつての主君の子であり、また、現在の主君でもあるが、それ以上に復讐の大義名分の意味が強かった。
ファブレ邸の人間だけを狙うのならば、食事や水瓶に薬を混ぜるなり、方法はある。だが、ホドの襲撃を命じたのは、キムラスカだ。裏にダアトが絡み、預言に従うよう唆されたにせよ、マルクトの軍事的、政治的な思惑があったにせよ、キムラスカの元帥がジグムント・バザン・ガルディオスの命を奪ったことに変わりはない。
そして、キムラスカ兵が自分の家族を皆殺しにした事実も、変わらない。

復讐を果たすならば、ファブレだけでは物足りない。キムラスカの王を仕留め、王家を転覆させてやりたい。のうのうと生きるキムラスカの民を、混乱の渦に叩き落してやりたい。
キムラスカ・ランバルディア王国が混乱に陥れば、それは世界の混乱も招くことになる。
ダアトやマルクトも無事ではいられまい。

暗く澱む復讐心が、ペールの中でぶくりと沸き立つ。
無残な様で殺されていた家族たち。ガルディオスの盾であったナイマッハの一族に加えられた攻撃の手は、剣であったフェンデ家に勝るとも劣らぬほどの容赦のなさだった。
いつかの戦争の復讐だと、仕留めたキムラスカ兵の一人が叫んでいたのを、ペールは血の臭いとともに、思い出す。ジグムントの隣に立ち、戦争でキムラスカの兵を多く葬った自分に復讐する機会を狙ってでもいたのだろう。
男にとって、ホド戦争は復讐を果たす、絶好の機会だったということだ。

(…わかっているとも)
復讐は復讐を呼び、憎しみは続いていくだけだと。それでも、自分の中の暗い熱は冷めないままだ。狂おしいまでに燃え滾ったままなのだ。
あの日、血の海の中に沈み、玩具のように投げ捨てられていた家族の遺体を見つけたときから、この憎悪の炎は燃えたままだ。
手引きを受け、ガイを連れ、ホドから逃げ出したペールは当時、五歳であったガイに吹き込み続けた。茫然自失に陥り、まるで人形のようであったガイに憎しみを注ぎ続けた。
ファブレを恨め、キムラスカを恨め。一族の復讐を遂げるのです。
親身になってガイの世話をしながら、ペールギュントは囁き続けた。
そして、二年と少し後、幼いガイラルディア・ガラン・ガルディオスは復讐心を胸に抱き、それを生きる糧とすらし、ガイ・セシルとなった。

長い年月を過ごすうちに、迷いがなかったかと問われれば、ペールは否定できない。特に長子であるルークが誘拐され、帰ってきてからの七年は迷いに迷った。
何故なら、ガイの復讐に凝っていた心が少しずつ、ゆっくりと解けていくのがわかったからだ。時折、心からの笑みを見せることすらあり、このままでもいいのではないか。そんなふうに思ったこともある。
何しろ、ガイはほとんど自分が育てたようなもの。情が移り、幸せで穏やかな人生を送って欲しいと思ったこともある。
けれど、そのたびに、ペールは悪夢を見た。噎せ返る血臭の中、手足が千切れ飛んだ家族の夢を。
覆い被さってくるキムラスカ兵に怯え、絶望の表情のまま殺された娘の夢を。

結局、ペールギュントは、ペールになりきれず、ガイラルディアがガイ・セシルとして生きることを許さなかった。
ルークもまたファブレの血を引き、いずれこの忌まわしい国の王となる子ども。憎んでも憎みきれないキムラスカの王になるのです。
ホド戦争のように、戦争を起こし、新たな犠牲者を生み出し、ガイラルディア様のように不幸な子どもをいずれ生み出すことになりましょう。
そんなことを、囁き続けた。

「……」

部屋の扉の前に立ったペールは、ぴたりと足を止め、目を眇めた。中から、人の気配がする。
メイドかと思ったが、どうやら違うらしい。
扉の隙間からナイフや譜業銃が突き出されたときに備え、中からは死角となる位置に構え、扉を勢いよく開け放つ。
中からは、何も飛び出してくることはなかった。息を殺し、様子を窺う。

「入ってきたらどうだ」

聞こえてきた声に、ペールはぎくりと身体を強張らせた。首を振り、ゆっくりと息を吐き、強張る身体を解す。
近いうちに、このときが来るだろうとは、思っていた。
──バラガス・カーンは、庭師ペールの正体を知っているのだから。
バラガスこそが、ペールギュントがガイラルディアを連れてホドから逃げ出せるよう、手引きした男なのだから。

「…おやおや。何事ですかな、カーン殿」

好々爺を装い、ペールは部屋へと入った。扉から離れず、部屋を窺う。
カーテンを閉めた薄暗い部屋の中で、バラガスが一人、椅子に腰掛けていた。近くに武器らしい武器は用意していないようだが、油断はならない。
巨躯に似合わず、バラガスは素早い。二つ名である『雷光』は伊達ではない。
油断すれば首を掴まれ、捻り上げられてしまう可能性は高い。薙刀だけではなく、この男は徒手でも強い。
老いたこの身が、易々と勝てる相手ではない。

「くだらねぇ演技なんざすんなよ。誰も聞いちゃいねぇんだ」
「……」
「久しぶりだな、ナイマッハ」

久方ぶりに呼ばれた真の名に、ペールは目を眇め、無言を返した。
バラガスは動かない。ただ鋭い眼差しをこちらへと注いでくるばかりだ。
並みの者ならば、その視線だけで萎縮してしまうだろうが、ペールは耐えた。
メイドたちや召使たちは夕食の準備で忙しいらしく、使用人部屋が並ぶこの一角へと誰かが立ち入る様子はなく、シン、と静まり返っている。

「単刀直入に聞く。何故、ここにいる?」

マルクトにも帰らずに、ここで何をしている。
低い声音は、淡々としていた。感情を読み取らせない平坦な声だ。行動の先が読めない。
バラガスの真意が、ペールにはわからない。ペールは口を閉ざしたまま、様子を窺う。

「お前は知っているはずだろう。ホド戦争が起きた本当の理由を。ホドが崩落した原因を。俺が教えたんだからな」
「……」
「キムラスカに、ファブレに復讐して、何がどうなるってんだ」
「うまくいけば、世界のバランスが崩れる」

バラガスの眉が訝しげに跳ね上がる。低い笑い声が、ペールの喉奥から零れ出た。
部屋に密やかに響く笑い声の、なんとおぞましいことか。ペールは一人、笑みを深める。
まるで蛇がシューシューと威嚇の声を放っているかのように、おぞましい。

「ホド戦争は確かに預言に詠まれていたことだろう、カーン。だが、その預言に従ったのは、結局、人間たちだ。預言に詠まれていないことが起きないと、この世界の人間どもは預言が災いをもたらすものだと理解しない…!」

混乱を、とペールはバラガスに向かって言い放つ。ホド戦争が起きたのは、自分の家族が殺されたのは、人間たちが二千年もの間、預言に従ってきたからだ。
預言を、自分の家族を奪った人間たちから、奪う。預言に詠まれていないキムラスカ転覆のシナリオを自分が引き起こせば、預言に頼りきっている人間たちは、慌てふためくはずだ。
それが見たい、とペールは歯の隙間から空気を押し出すようにして、笑う。
キムラスカと、預言を至上のものとして崇める者たちへの二つの復讐を、それで果たせる。
バラガスが天を仰ぎ、深いため息を吐いた。

「…ホドの生き残り集めて、キムラスカを転覆させることが、本気で出来ると思ってんのか。ファブレ家を滅ぼせるのが、せいぜいってとこだろ。ホド戦争から、何年経ったと思ってる。争いよりも平穏を望む人間だって多い」
「そんなことはない!」
「なら、何で今まで、誰も立ち上がらなかったんだ」
「それは…」
「預言に詠まれていなかったから、とでも言うんじゃないだろうな」

ギクリ、とペールの身体が強張った。そんなことはない、とまた否定を繰り返す。
けれど、そこに込められた力は、先ほどよりも弱かった。
バラガスが憐れむように目を細め、ペールを見つめた。

「ナイマッハ、預言なんてと言っておきながらも、今までに、もしも、ファブレに復讐を遂げるは今だ、なんて預言が詠まれていたら、そのときには動いていたんじゃないか、と俺が訊いても、否定できるか?」
「……」
「預言に詠まれなかったから、今まで、お前も動かずにきたんじゃないのか、と訊かれて、否定出来るのか」
「……」

ぐぅぅ、とペールは喉奥で低く唸る。今まで、表立って動いてこなかったのは、ガイが育つのを待っていたからだ。ファブレを絶望に叩き落す絶妙の機会を待っていたからだ。
言い訳は、いくらでも出てくる。しかし、そのどれもがバラガスの言葉を否定するには、足りないとペール自身、思えた。
預言の存在が、痩せた背に重く圧し掛かる。

「預言は本当に厄介なもんだ。自分は縛られていないと思っていても、生まれたときからあまりに身近にあったせいで、気づけば、雁字搦めになっちまってる」

ぽつりと呟くバラガスの声は、重かった。眼差しが、昏い。
唇から吐き出されたため息も、また、深く重かった。

「俺はな、ナイマッハ。お前には、ガイラルディアを明るい道へ連れ出してもらいたかったんだ」

それには、ヴァンでは駄目だった。
若すぎたこともあるが、何より、ヴァンは憎悪を燃やし、それ以外のすべてから目を遠ざけていた。たった一人の妹のことさえ、ヴァンには見えていなかった。ティア・グランツは驕った人間となり、己こそが正しく、自分にとって都合の悪いものを悪と捉える人間となった。

そして、自分でも駄目だったのだと、バラガスがペールの前で自嘲を零す。
あのころの自分には、余裕がなかった。己の在り様に迷い、自分のことしか考えられなかった。
あのとき、ガイを引き取っていたとしても、まともに育てる自信などなかった。未熟者である己に、人を育てる資格など、あるわけがないとそう思っていた。
親友の忘れ形見。若輩者である自分がその子の将来を壊すような真似だけは出来ないと、恐れた。
だから、俺はお前に託したのだと、バラガスがペールに言った。

「ナイマッハは代々、盾として、ガルディオス家に忠誠を誓ってきた家柄で、お前もまた、ジグムントに心から忠誠を誓っていたから…あいつの息子をガルディオス伯爵を継ぐにふさわしい人間に育ててくれると、そう信じて──」

どこか遠くへと、バラガスの視線が向かう。
いったい、その目がどこに向かっているのかと、ペールは訝しむ。ゆるりとバラガスが首を振り、顎を引くと、ペールへと視線をぶつけてきた。
悲しみと怒りが混ざり合ったような目に、ペールは戸惑いを顔に乗せた。

「俺は、悔い続ける。お前にガイラルディアを託した、自分の選択を。これから先、死ぬまで。…いや、死んでからも、だな。ジグムントの奴に会わせる顔すら、今の俺にはない」
「…どういう意味だ」
「ガイラルディアは、死んだよ、ナイマッハ」
「な…ッ」

絶句したペールの顔から、血の気が引いていく。馬鹿な、嘘だ、と頭を抱えて、振る。
頭に残った白髪が、パサパサ揺れる。
バラガスが感情が消えた顔を、横に振った。

「ガイラルディア──ガイ・セシルは、主人を守れなかった責任を取って、自殺した。もちろん、こんなのは表向きの話だ。バレたんだよ、ペールギュント・ナイマッハ。お前の主人が、ガイラルディアだと。そして、その生をマルクトに否定された。当然だな。キムラスカとの間に和平を望むマルクトにとって、ファブレ邸に復讐を目的に潜り込んでいたガルディオスの生き残りなんざ、邪魔者以外の何者でもねぇんだから」

淡々と、ガイの末路を告げるバラガスに、ペールはカタカタと身体を震わせ、よろめいた。
そんな、そんな。それでは、復讐が。
呻き声が、唇から零れる。

「そんなわけがあるものか!ガイラルディア様は、生きていらっしゃる。謀るつもりか、カーン!」
「…生きていたところで、同じだぜ、ナイマッハ。マルクト皇帝は、ガルディオス一族はすべて滅んだ、と宣言した。生きていたとしても、ガイラルディアはガルディオスを名乗ることは出来ない。恥ずべき偽者だと弾じられるだけだ。つまり、お前は復讐の旗を失ったんだよ」

残ったのは、力のない老人であるお前だけだ。
断罪の言葉を告げるように、バラガスが言った。ペールの膝ががくりと折れ、その場に崩折れる。
力なく首を振り、ペールはそんな馬鹿な、と戦慄いた。
バラガスが椅子から立ち上がり、ペールの横を通り抜け、扉の前で止まった。ギィ、と扉が開き、そこから薄暗い部屋へと光が差し込んでくる。

「お前の正体も、ファブレ公爵に知らせる。出て行くのなら、今のうちだぜ」

それは慈悲のつもりか、とペールはバラガスの背に向かって、怒鳴る。バラガスは一度だけ、ゆっくりと首を振ったものの、何も言わず、扉の外へと出て行った。
パタン。扉が静かに閉まり、ペールの身体はまた薄闇に沈みこんだ。

「……ガイラルディア様」

金色の髪。青い瞳。
父親とよく似た面差しの、気さくな青年。
けれど、その心の奥に澱んだ復讐心を抱いた青年。──自分が、そういうふうに育て上げた、ガイ。
嗚呼、と呻き声が、ペールの皺が刻み込まれた唇から零れ落ちた。

「ガイ…ッ」

俺は、悔い続ける。
バラガスの言葉が、ペールの頭にこびりつき、離れなかった。





夕日が差し込む廊下に、バラガスは沈んだ面持ちで佇んだ。顔に影が差し、ただでさえ、暗い眼差しが黒く染まる。
その大きな背に、声をかける者があった。

「こんなところにいたのか、バラガス。もうじき、夕食の時間だぞ。お前も手伝え」
「ん、おお、アッシュか」
「…?どうした、何かあったのか」

咄嗟に平常を装ったつもりだったが、陰りを帯びた声を訝しく思ったらしい。アッシュが仮面の下、眉を潜めて、バラガスへと近づいてくる。
下から覗き込むように見上げてくる翡翠の目に、バラガスは苦笑し、ぽん、とアッシュの頭を撫でた。

「たいしたことじゃねぇさ。心配すんな」
「だが…」
「本当に、俺なら大丈夫だ。…ただ」
「…?」
「最近、チョコレート食ってねぇなぁ、と思ってなぁ。バチカルには美味い店が一杯あるってのに」

はあぁ、と深くため息を零すバラガスに、アッシュの目が丸くなる。それから、奥歯を噛み締め、唸り、トン、とバラガスの胸を叩いてきた。
嘘つきめ、と小さく呻くのが聞こえたが、はは、とバラガスは笑い、聞こえなかった振りをした。

「本当に、お前は!どうして、そう…!ああ、くそ!」
「ま、今は飯だ、飯。行こうぜ、アッシュ」
「…わかってるッ」

サッと背を向け、スタスタと前を行くアッシュの後を追いながら、バラガスはちらりと空を見上げた。朱色に焼けた空に、目を細める。
こみ上げてきそうになったため息を、噛み殺す。
脳裏に、幼いころ、親友であったジグムントと交わした他愛もない約束が過ぎった。

『なぁ、バラガス。将来、お前に子どもが生まれて、その子が男の子なら婿に、女の子なら嫁にくれ』
『お前と俺と、どっちも息子が生まれたらどうするんだ?』
『ふん、心配はいらないぞ。俺は息子も娘も持つつもりだからな。きっと預言にもそう詠まれているはずだ』

なるほど、と苦笑混じりに笑い転げたのを、バラガスは覚えている。自分はいまだ結婚もせず、子どももいないままで、そして──ジグムントの子どもたちも、失われて、しまった。
他愛もない、約束だった。お互い、本気だったのかどうかも、もうわからない。
どちらにせよ、あの約束は。

「……」

太陽が、見る間に空を落ちていく。空には星が瞬き始め、月が光り始めている。
あの日の約束は、あの太陽のように、消えてしまった。
寂しげな苦笑が、バラガスの唇に滲む。
いつか自分が死んで、ジグムントに会うときが来たとしたら、殴られるだろうな、とバラガスは一人力なく笑った。


END


バラガスはジグムントが親友であったことは、誰にも言ってません。
ユーディあたりは気づいてそうですが(というか、調べてそうというか)
いらぬ気遣いをさせたくないな、と思ったからなんですが…そんなこともあって、バラガスの親友への感情とか思い出とかは、番外編だけでしか出してなかったり。
 

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